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夜のバンコク歓楽街


バンコクの特徴の一つが、夜の歓楽街。
深夜まで人で賑わっている場所が3ヶ所あり、「パッポン・ストリート」に「カーボーイ・ストリート」、そして「ナナ・ストリート」。
3ヶ所共にモノレール駅のそばにあるので、夜でも簡単に行ける。
夜8時頃にモノレールに乗ると、出勤する綺麗なお姉さん達が沢山乗っているのが面白い。

1.パッポン・ストリート
一番名前が知れ渡っていて、バンコクの夜の代名詞。
ベトナム戦争が華やかし頃に、何ヶ月に一回の休暇で隣の国から米兵が押しかけるため、有名になった。
道の両サイドにゴーゴーバーが並び、その真ん中の路上に夜店が建ち並ぶ長さ100メートルほどの路地。
前回駐在していた20年前はゴーゴーバーが主流で、ぼったくり店が多かったけれど、10軒ほどあるキングスグループが経営しているところは安心だったので、出張者を引き連れて良く出没していた。
また、お酒を飲みながら(怪しい)ショーを、明るい店内で夫婦で楽しめるお店もあったので、嫁さんや友達夫婦と夜のお遊びに良く来ていた。
でも、今は夜店の方が主体になった様で、ゴーゴーバーもパワーが無く、明るくて怪しいお店も無くなってしまったのがとても残念。

2.カーボーイ・ストリート
前回駐在時に住んでいたアパートの道の向かい側にあるので、25階の部屋からピンク色の全景を望むことが出来た。
長さ50メートルほどの短い路地。
道幅が狭いので、パッポンの様な夜店も無し。
当時はパッポンが主流で、ここは閑散としていた。
実は、自分もアパートの部屋眺めるだけで、近くにあるのに一度も行ったことが無かった。
しかし、外国人居住区のスクンビット通りにあるので、モノレールで10分もあれば行ける様になり、今はパッポンをしのぎ、外国人で毎晩賑わっている。

夜9時頃に行くと、モノレールで出勤した後にビキニに着替えたお姉さん達が、ピンク色に照らされた道端で、屋台で買ってきた夕ご飯をけだるそうに食べている。
生活臭がただよっていて、バンコクの一つの顔。
3.ナナ・ストリート
前述のパッポン&カーボーイ・ストリートが外国人向けだとすれば、ここはタイ人向けだった。
でも、ここもスクンビット通りの行きやすい場所にあり、元々大きな中庭がある3階建てコの字型ビルなので集客能力も高く、今やバンコク一番の夜の歓楽街になっている。
毎夜、近隣に住む外国人&近くのホテルの観光客で賑わっている。

下のYouTube画像は、ここナナ・ストリートが舞台で、夜のバンコクの雰囲気をとても良く映し出している。
昨年2015年のクリスマス・シーズンの風景。
12分を越える映像だけれど、興味のある方はじっくりと観て欲しい。
これが「夜のバンコク」そのもの。
最初の5分は、モノレールに乗ってスクンビット通りをナナ駅まで移動し、周りのカフェや、日本にも出店しているフーターズを紹介している。
後半の7分は、いよいよ歓楽街のナナ・ビルに入り、ビキニ姿のお姉さん達や、これまたビキニ姿のおかま姉さん達が登場してくる。
Facebook 2015年11月22日 加筆